平年より半月も早い梅雨明けですが、今年は梅雨入りも早かったですからね~。
早い夏の到来にちなんで、今日は爽快ハーブのミントを紹介していきたいと思います。
ミントはハーブの一種でシソ科のミント属の植物です。ペパーミントが最も一般的で他にメグサハッカ、ウォーターミントなどの種類があります。
特別なケアーは必要なく、とても強い植物で冬の寒い時期でも問題なく育ちます。
また、繁殖力が強く大きく育つため他の植物の害になる場合さえあります。その場合は、切って大きさを整える必要があります。
ミントは、水・繊維・タンパク質・炭水化物からなり、ミネラル分も多く、その中でも特にカルシウム・カリウム・マグネシウム・銅・マンガン・ナトリウム・リンが多く含まれます。ビタミンに関しては、A,B,C,Dを少量含み、多くの種類のアミノ酸を含みます。
また、ミントは薬としてもよく使われているんですね。
含まれるメンソールが胃や消化器系の不調によく効きます。
メンソールは鎮痛剤としても効果を発揮します。しかし使いすぎは神経を刺激しすぎるため注意が必要です。
またメンソールは車酔いや船酔いに特に効果があり、吐き気はすぐにおさまります。
使い方は、摘んだばかりのミントの葉、30gを1Lの水と一緒に煎じて飲むと、消化器系、下痢、不眠、虚弱体質などに効果があります。
また、ミントはご存じのように口臭にも非常に効果的。
コップ一杯のお水にミントの葉をひたしてうがいしてみましょう。
Mr.Loto – Menta: Proprietà e Benefici
http://www.mr-loto.it/menta.html より一部引用
自然の力ですね。
昔の人は、このように自然の植物を薬として自分たちで処方していたのでしょうかね。
私たちは、胃の調子が悪ければ胃薬、頭痛には頭痛薬というように何も考えずに薬を使っていますが
先人の知恵を学び、植物の効能をもっと勉強すると、もしかしたら私たちの身の回りにはたくさんの薬(しかも自然の)があるのかもしれませんね。