トリュフ

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料理と媚薬の王ともいわれるトリュフ、もちろんプライスも王様級ですね。
あの魅惑の香り・・ 一度嗅いだら忘れないと思います。
このトリュフ、古代ギリシャ人たちはHydnonと呼びトリュフを専門的に研究するidnologia(トリュフ学の意味)という言葉はこのHydnonからきていると言われています。ラテン語ではTuberと呼びます。

http://www.alimentipedia.it/tartufo.html

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白トリュフと黒トリュフに分かれ、白トリュフはピエモンテ州アルバ産が有名です。
非常に高価で、生でのみ食されます。

トリュフは紀元前3500年ごろにシュメール人(チグリス川・ユーフラテス川の間に栄えたメソポタミア文明を築いた)たちによって大麦やヒヨコ豆、レンズ豆、カラシなどと混ぜて既に使われていたそうです。
その後バビロニア人とエジプト人、そしてギリシャ人、ローマ人たちによって使われていたのです。

繊維質とミネラル(土壌から吸収される)が多く含まれ、消化不良に効果があります。
ただ大量に摂取すると胃と肝臓にダメージを与える可能性があるので注意が必要です。
もちろん高価なため大量に摂取できる人は少ないとは思いますが・・

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秋の味覚の一つです。
是非、パスタの上にでもスライスしてその香りとアロマを感じてみてください。